NGワード

国旗

自分ががんであることを
すっかり忘れてしまっている今日この頃。
まぁ、あまり良い思い出でもないからそれでいいと思うけど、
あまりにも、のど元過ぎればなんとやら…な状態で、
我ながら「おめでた過ぎるんじゃないか…」と別の意味で心配になる。

そんなこんなで、体調の方は問題なし。
浮腫も治まっているし、関節痛も大丈夫。
ホトフラはたまにある程度、耳鳴り少々・・・ぐらいか。
術部はたしかにしびれているけれど、
手も上に上がるし、腕力も戻ってきた気がする。
(ヨガを復活しようかな)
髪もクルクルだけどもっさり生えてるし、
日常生活には全く支障なし。めでたい。

私は周りの友人・知人に関して、
病気のことは全てオープンだ。
子どもがいたり、会社勤めだったらそうもいかないんだろうけど、
しがないフリーランスの身、隠して得することもない。
心配かけちゃってごめんねと思いもするが、
みんなこれまで通り普通に接してくれるし、
その上、仕事やもろもろでは負担がかからないよう
さりげなくフォローしてくれるので本当に助かっている。
病気もしてみるもんだよ。

いろんな協力と理解があって、
病気のことを忘れられるんだろうが、
たま~に「おっと、病気だったぜ」とふり戻される時がある。

たとえば、知らない者同士の集まり。
お互いの状況なんて知るわけもないけれど、
「子どもさんはいらっしゃるの?」とか、
「髪型ステキですね」とか、よくある会話の返答に困る。
まさか「子ども、産めません」とか、
「抗がん剤で抜けてしまって」など言うわけにもいかんので、
「ええ・・・まぁ」と笑ってフェイドアウトするしかない。
この場合、悪気あってのことではないので、
全く嫌な気持ちはしないが、逆に嘘付いているようで複雑では・・・ある。

その他は、未来の話。
「10年後はああでこうで」とか、
「おばあちゃんになったらさー」とか、
この手の話題なんて一般的になんの問題ないし、
どんどん話してもらっていい。
私も調子乗って「ばあちゃんなるぜー!」などと言ってはみたものの、
「本当になれんのかよ・・・」とつっこむもう一人の私がいる。
「気長にやりましょう」なども「むむむ」となるかな。
悠長にしている暇はねーんだ、こんちくしょー・・・とかね。

その他、ブラジャーとか、水着とか、温泉とか、
病気とか(軽い病気を深刻に話されても「死なんけん大丈夫」と
しか言えなくなる)、ちょいちょいNG的話題が潜んでいるんだな。

まぁ、その手のシーンに遭遇したからといって、
「あの人ったらデリカシーがないわ!」と腹を立てたり、
「私はもう昔の私ではない。泣」と感傷に浸ったりはしないのでご安心を。
気にしていたら、もはや生きてゆけない。

とここまで書いてあれだけど、
普段、何気なくしている会話にも、
その人にしかわからないNGワードってたくさん潜んでいるんだろうな・・・。
気をつけようもないけど、変なことはなるべくゆーまい。




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Comment

ぎょぴ | URL | 2011.02.20 23:12
カナさんの気持ちに同感です!!!
普通の会話に「むむむ」となる気持ち、痛いほど
わかります~!
もちろん私もうまくスルーしていますが。。

もうすぐ30歳未婚の私は、最近子どもが生まれる
友達が多かったりで子どもネタとかにはさすがに
へこみます・・・。
ま~、その前に結婚(苦笑)

一般的に人生は長距走って言うけど、
この病気になったので中距離走くらいのペースで
走らないとだな~って感じています。
短距離走では無理だけど、長距離ってわけにもいかないし・・・ちょっと複雑です。



ボブッ子 | URL | 2011.02.21 00:19
私も今治療真っ只中で気分がずーんと沈んでる時なんかは自分の受け止め方も相当ひねくれてたり、体調も良くて気持ちも軽い時はさらぁ~っと流せたりの気分屋さんです……あと、同じ事を言われてもこいつには言われたないわ!!とかありますねーそれぞれ病気になった方の捉え方は違うし言葉選びは大切だけど、相手に気遣わせるのはイヤ!だからあっけらかんとしてはみるけど落ちる時はひとりで泣いて発散します。病気が病気だけに軽い言葉は言われたくないけど、不幸を背負って生きてます…みたいにもなりたくないしいたって普通を装いながら生きてゆくのです!流れに身を任せるしかないですよね~あっ!明日シューズ探してきます♪今週あたりウォーキングしたいなーと思います!
カナ | URL | 2011.02.21 09:00
いわゆる体に不調や痛みを治すための「治療」も
もちろんつらいのですが、
この先、一生背負っていかなきゃなんないことに、
「ぐへ~」っと思う時がありますね。
ぎょぴさんは20代か・・・負けるなです!

病気が発覚するまでは、
変な話、命が終わるとか考えたこともなかったけれど、
今回、痛い目に合ってよくも悪くも考え方は変わりました。
「生き急いでから~」とよく言われますが、
なんというか、これぐらいで丁度いい気もします。

病気を背負ったにせよ、
楽しいこと、出来ることはまだまだたくさんあります。
人生楽しんだもん勝ちってことで頑張ろうね。

カナ | URL | 2011.02.21 09:09
いや~、本当に難しいですよね。
自分自身の受け止めかたも、
ある種、結論の出ないところでもありますゆえ、
本当に日替わりというのもすごくわかります。
この浮き沈みにいかに耐えられるかこそ、
別の意味での闘病になるんじゃないでしょうかね。
常に爆弾を抱えて生きるって、やっぱ大変ですよ。ふむ。

体の筋肉と同じで、
気持ちにも筋肉ってつくと思うんですよね。
泣いたり笑ったりを繰り返して、
心も強く逞しくなれる・・・はず。笑
ちょっとのことでは揺るがない「自分」ってのを作る時が、
まさに今なんじゃないかな。

ってことで、ウォーキング頑張ってー!

バブルス | URL | 2011.02.21 10:17 | Edit
あるある~!!

と、心の中の“あるあるボタン”をバンバン叩きながら読みました(笑)

最近は特に、人に言われて反応しにくい話題もさることながら、自分がNGゾーンに触れていないかがすごく気になります。

「幸い私の場合ステージが○○で」とブログに書くことで、ステージが進んでいる誰かを傷つけているかもしれない。

「子どものことが心配」と書いても、それこそカナさんからしたら、産んだだけいいじゃないか、と腹立たしいかもしれない。

といっても、考えすぎると、何も話したり書けなくなるので、変に気は使いすぎず素直な気持ちで行こうと思ってますが、カナさんの言うとおり、常に心の片隅に

>普段、何気なくしている会話にも、
>その人にしかわからないNGワードってたくさん潜んでいるんだろうな・・・。
>気をつけようもないけど、変なことはなるべくゆーまい。

という気持ちを持っておく必要があるんでしょうね。

そういうちょっとした思いやり(というのも大げさですが)も、言葉の端々から伝わるんだろうなと信じて。
ナギサチ | URL | 2011.02.21 12:22 | Edit
友達に「人なんていつ死ぬかわからないじゃん」と言われた時、さすがに「今の私にそれ言うか?!」と、ぶっ飛ばしたくなった記憶があります。

何気ない一言が意外と傷つきますよね。
なってみて初めてわかる事、いっぱいあります。

もしかしたら、私だって友人を傷つけること言っているかもしれない…と反省。
気をつけたいものです。
カナ | URL | 2011.02.21 14:20
さじ加減というか、
線引きって難しいですよね。
そうそう、病気のステージとか書きにくい。
書きながら・・・大丈夫かな?とか
考える時あります。

なんというか、少なくとも「ちょっとでも考える」ことぐらいで
丁度いい気がします。それ以上も、以下でもないというか。
NGなことって、人の数だけあるってことを知っておくこと。
自分ばかりが辛い、自分の意見が正しいと、
基準が「自分」だけになっちゃいかんということですね。

よって、神経質になりすぎてもいかんし、
「みんな大変」ぐらいのおおらかさって必要かもです。
カナ | URL | 2011.02.21 14:27
そうそう、その類の話に「むむむ」となるときありますね。
まぁ、恐らく悪気あってではないでしょうから、
ぐぐぐっと笑顔で、心の広いところを見せつけてやってください。
お友達もいずれ「死」を身近に感じる日がくるでしょうから、
その時初めて「ああ、悪いこと言ったな」と気づくでしょう。

私も昔「がんとか、死ぬんやない!」と何気なく言い、
「・・・妹、がんなんよ」と返されて震えた記憶があります。

ということで、この類のことは言っちゃいかんし、
自らをもって「がんは死なないし」と思い直した次第です。
ひかり | URL | 2011.02.22 00:17 | Edit
カナさんこんばんは。
「むむむ」ありますあります!
テヘヘッって笑ってすませれる時もあれば、「なにぃ~!」てな時もありますよ~。
でもきっと今まで私も気づかぬうちに、誰かにNGワードを使っていたでしょうね~。
私が困ったのは病気の事を話した時に、女子は思わず涙しちゃった方が多くて・・きっとショックだったんですよね~気持ちはわかります。が、慌てて私が「大丈夫ですよ~ん」なんて、なぐさめるのが少々きつかったです。
かほる | URL | 2011.02.22 02:16 | Edit
親戚の法事にて、最近ちとオツムが怪しい高齢女性の発言。
「人間、ガンになったらお終いよね!」
(あー噂どおり忘れたな)と思わず笑っちゃったけど、
本人の娘夫婦は(現役患者になんてことを)とギョッ。
「いやあ、私ガンですけど、昨今はへーきですよ」
「え?(少し思い出したらしい)まあ軽くて治れば…」
「いや、今、再発3年目です。元気でしょ?」
うっ…となるかと思ったけど、そこは認知症の鉄面皮。
「ホントね、ふっくらして、ガン患者に見えないわ!」
離れた席の娘夫婦は、もう真っ青です、お気の毒。
帰り際に呼び止められ、ペコペコ頭下げられました。
私も「お母さまの悪気ない言動にまで気を使われて…
介護のご心労、大変ですね」とねぎらいました。
人の不幸は蜜の味と言いますが、正直けっこう楽しかった。
血筋は争えず、意地悪婆さんの素質、私も大です。
いや、いい人ぶる分、より悪質か(爆)

わざわざ狙い澄まして攻撃してくるヤツは論外ですが、
知人友人なら決して悪気はないはずですよ。
それに、いつか必ず本人の身に戻りますからね。
中高年以降の不幸の方が若い時よりきついんだから!
逆に自分はすまいと思う皆さんには、きっといいことが♪
まどか | URL | 2011.02.22 06:01 | Edit
カナさん、素敵な切り返しです
私は以前はいちいち心に引っ掛かってウジウジしていたんですけど、今は本人に言い返すようになったり(笑)「いつか自分に返る、そのときに少しでも気づいてくれたら良いな」と思えるようになりました。

自分も相手のNGワードを言うこともあったので、これからも気を付けようと思います~
カナ | URL | 2011.02.22 08:11
体もキツイ上、さらに心ない言葉(悪気なくとも)の
上乗せは堪えますよね。
とはいえ、笑って流せるって、
自分自身のためにもなることですよ。
ずっと憎々しく思ったり、
攻撃したりするのも、エネルギー使いますゆえ。

あ~、泣かれるの困りますねー。
気持ちは分かるけど・・・ちょっと我慢してくれよ、と。
親友ならともかく、たいして仲良くない女子だったり
するんですよね。苦笑
カナ | URL | 2011.02.22 08:30
かほるさん、さすがの対応!
強者対決。シーンが目に浮かぶ。笑

そうそう、私も意地悪婆さんの資質満点なんで、
笑いながらやり返すきらいがあるんですよ。
「私、●●病なんですぅ~。シクシク」
ご病気大変ねと思うけど、シクシクはちょっと
大袈裟ではないかい・・・と意地悪心が芽生えてしまい、
「治療頑張ってくださいねー。私はがんやけど平気。へへへ」
・・・さすがにシクシクは収まってました。してやったり。笑

悲劇のヒロインも面倒くさいし、
ヒステリックも困りもの。
病人サイドも気をつけつつ・・・心しようっと。

>いつか必ず本人の身に戻りますからね。

そうそう。絶対ですから。ニヤリ
カナ | URL | 2011.02.22 08:40
病気に限らず、気にする人、気にしない人、
いろんな人がいます。
でもまぁ、嫌な思いはなるべくしたくないですから、
自己防衛として、心を鍛えておくことは大事かもと思います。

まどかさんも強くなられたってことですよ。
キツイ思いをすると人に対しても優しくできるし、
困難を乗り越えられたことは自信にもつながり、
ちゃんと意見できるようになりますしね。

苦しい思いをしたからこそ、
心の広い人間になりたいと思います。
JOHN | URL | 2011.02.22 10:11 | Edit
昨日、同病の方とお話しする機会があったんですが。

その中で
同窓会でカミングアウトして、検診を促そうと思ったら
 『絶対乳がんだけはなりたくないよねー』
 『ワタシもー!』『ほんとほんと!』と
先行して盛り上がられてしまって、何も言えなくなったと
話している方がいました。あるある(苦笑)

自分の発言で誰かがこそっと傷ついていたら
申し訳ないと思うけれど…
もしかしたら励まされる人もいるのかも、と
思いながらブログを書いています。(最近病気ネタ少ないですけど)

発言には気をつけつつ、イヤな発言はさらりと受け流し
軽やかにいきたいものですね。修行が足りんな(笑)
カナ | URL | 2011.02.25 20:19
いやはや、お友達は辛い思いをされましたね。
まさに、あるあるな話ですが、
やっぱり傷つきます・・・。

たとえば、子どもが引きこもったとか、
実はダンナがリストラされたとか、
親が病気とか、なんというか、
人に言いづらい困ったことって、
大なり小なりみんなあって、
どこかで我慢したり、話を合わせてたりしてるん
だろうなと思います。
私も病気のことでムカっとか、悲しくなったりしたときは、
上記のようなことを考えて、やり過ごすように頑張ってます。
気にしすぎもいかんな~って。修行、修行、笑

たしかに同じ病気の人の話って、
すごく励まされます。
※JHONさん、サンキュー!励まされてまっせ!

インプット、アウトプットを
いいバランスで保ちつつ、病と共存せねばですね。

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Author:カナ
カナと申します。
だらっとすることと、
テキパキすることが好きです。

Twitter:cotori29

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