『ノルウェイの森』を観る

ノルウェイの森

昨日、所用でキャナルシティに行ったら、
「そういや、ユナイテッドシネマ日(1000円)やん!」ってことで、
(すっかり忘れていた)『ノルウェイの森』を観ることにしました。
予習はばっちりですからね。

1967年(昭和42年)から物語は始まります。
どんぴしゃ、父と母の青春時代でありますから、
小説ではあまり気にならない「昔っぽさ」がどかんときたもんで、
初めはその時代性に馴染むのに時間がかかりました。
※不思議なもので、村上春樹の小説っていつ読んでも、誰が読んでも、
個々の背景に重ね合わせやすい特徴(技術)がありますよね。
(だから今でも読まれるし、世界に広まったんでしょう)

物語の主題ともいえる「喪失感」や「無力さ」ですが、
映像、脚本、演者、音楽・・・小説の感じを損なわず、
うまく表現できていたんではないかと思います。
だからして(副作用として)、重たく暗いので、眠たくなるんですがね。苦笑

松山ケンイチ。いやはや「ワタナベ」を我がものにしてました。
トラン・アン・ユン監督のインタビューでは、
「初めはあまり期待していなかったけれど、
 彼でないとこの映画は完成していなかった」のようなことを
おっしゃっていたし、他の作品にしても「役と同化する(俳優である)」ことに
かけては、同年代の数多いる役者さんから頭一個でていますよね。

菊地凛子。彼女の演技には、何かが乗り移ったかのような
鬼気迫るものを感じました。どうしてもこの役が欲しくて、
強引なまでのアプローチでものにしたと聞きますから。さすが世界の凛子様。
まさに執念・・・しかと感じました。

ただ・・・私の思う直子ではなかったかも。
演技どうこうというより、成熟しすぎな感があって、
ワタナベと並んだ場合、なんだかちぐはぐな気がしました。
※「んあっ!という直子の喘ぎ声でたびたび目覚める」のソレ、
 しかと体感してきましたよ!cachariさん!
まぁ、緑役の水原希子との対比にはなっていたけれどね。
(逆に、緑の方が瑞々しくてよかった気もしたよ)
邦画というより、フランス映画っぽいです。
よって、好き嫌いは分かれるかと思います。

私は・・・「みんな、死ぬなよ」とまず思いましたから、
おそらく<適合>とは言えないんでしょう。
少々長く生きてしまって、知らないでいいことまで、知りすぎてしまいました。
生娘の頃に戻って、世界に浸りたかった・・・笑

ということで、独断と偏見の解説は続きます。


それこそ、小説の『悪人』を読んだばかりでありましたゆえ、
強引であることは百も承知なのですが、

「小難しく理屈をこねても(ノルウェイの森)、
 寂しくて人恋しくても(悪人)、人間っちゃやるこた同じ」

なんだなと。
思慮深かろうと、軽率であろうと、高尚であろうと、俗であろうと、
行き着くところは「人は一人じゃ生きてゆけない動物」だってことで。
すみません、身も蓋もない結論で。

それからもうひとつ。

松山ケンイチの魅力って、
あのロシア人の付けっ鼻みたいな、
スッと高く伸びて、カクンと落ちる鼻がいいんですよ!
(単に鼻フェチなんですけどね。鼻の横のホクロもいい)
もし、団子鼻だったら、この役はできなかったはず。
(試しに「松山ケンイチ 鼻」で検索したら、結構ヒットした。笑)
キメのシーンにせよ、ポスターにせよ、メインで起用されているのは、
彼の「横顔」であるからして、監督も同じくに違いない!


ということで、長くなりすぎました。
きりがないので、この辺で終わりたいと思います。



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Comment

dai | URL | 2011.01.08 12:43
鼻か!鼻ねー!そうかも!
正直、話題の映画が出るたび、
「好きだけど、またマツケン?」
とか思うけど、演技力の面で他に同年代の
役者さんがいないからでしょうね。
派手な容姿ではないから、逆にセクシーな
雰囲気が引き立つし。

映画、どうしますかねー。原作は苦痛に満ちながら
読んだので、悩むところです。
カナ | URL | 2011.01.08 13:33
鼻よー!鼻!笑
あの鼻があるから、
ノーブル&セクシーが実現するのだと断言したい!
アヒル口もかわいいけどね。

いやはや、私も思ったよ。
また、マツケン~~って。
でも、私が監督だったら、彼使うと思うもん。
小栗旬では、存在感出過ぎやろうし、
瑛太じゃちょっと表現力足りないし、
加瀬亮じゃおっちゃんやし・・・。

原作で躓いたらやめたほうがいいかも・・・。
いくら映像がいいといっても、
「映像美」ってほどでもないゆえ。苦笑

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