細い糸の先には……

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GINZAで連載されている
岡村ちゃん(岡村靖幸)の「結婚への道」に載っていた、
ゲストの桃井かおりさんの昔のインタビューでの発言。

「昔はネガティブな感情をエネルギーに生きていたけれど、
 いまは細いけれど一途な糸が垂らされていて、
 パートナーや仲間たちの愛や存在を感じている。それが私の幸福」

「名言だと僕は思った」と岡村ちゃん。うん、私もそう思う。

人間年を重ねると経験の分だけ許容の幅も広がるから、
若い時のような反発心や攻撃性も、おのずと収まってゆくのかもしれないが、
なんというんだろう、愛しかり、存在しかり、
カタチがなくて不確かなもの、とても脆くて繊細なものを、
「あえて信じてみようかな」と思えてくるとか、
お金やステイタスではなく、些細なことが一番大切だと感じるだとか、
ある意味、自分が構築した思考や世界を通り抜けて、
するっと出てくる(染み出る)瞬間。
「変化」というか「変異」というか、ちょっと驚くあの感じ。

先日、行きつけの整体でそんな話(幸せについて)になり、
「自分の好きなこと(だけ)やったらいいじゃないですか」と言われた。
しかし、改めて考えてみると「私の好きなことって何だっけな」と。
仕事もアクセ作りも頑張っているつもりだし、決して嫌じゃないんだけど、
「大好きか」と問われたら、モゴモゴと口ごもってしまう。
言い切ることが怖いのかもしれない、照れくさいのかもしれない、
本当に好きなことに出会っていないのかもしれない。

その一方で、長年にわたり「ネガティブ方向」から
物事を眺めるのが癖づいているのも事実。
「どうせやるんだったら、楽しくやりましょうよ」
うん、たしかにそうだね。
なんでもかんでもハッピーヤッホーは無理だとしても、
この作業のここは嫌いだけど、この1つの作業だけは好きだとか、
毎日キツイけれど、この一瞬は落ち着くとか、
少し違った目線、いくらかでも「ポジティブ方向」から
物事を眺める練習をしよう……そう思えてきた。

こういうタイミングって、無理矢理やろうとしてもダメで、
自発的に「思えてきた」時が、まさにやりどき。
老化という名の退化であっても、心穏やかに、
何より幸福を感じられるのであれば、生きるうえでは立派な進化だ。

目を見開いて、細い糸を見逃さないように。
私の幸福は、私が見つける。そう、見つけなきゃ。








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