自分撮りの旬

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良くも悪くも自意識過剰であることは、
若さの象徴ともいえる。

先日の大仏殿での話。

今風のシュッとした洒落男+今風のかわいこちゃん×2人。
※表現が今風でないことは勘弁

かわいこちゃん×2人のどっちかが、
洒落男くんの彼女のようだけど見分けつかず。

私たちが大仏をバックに2人ずつ交代しながら
ぱぱっと写真を撮っている真横で、
洒落男くんがぎゅーーっと腕を伸ばし、
自分、女子、大仏の4ショットを撮っていた。
なかなか配置が決まらないのか、わーきゃー言ってたんで、
「なら、撮ってやろか?」と、おばちゃんの私。
彼らから携帯を取り上げ、パシャパシャ。ハイ、終了。
「自分たちから“撮ってください”って、言えばいいのに」
内々に籠もりがちな現代の若者達に憂いていた。

そんな風に思いつつ、大仏の右側に着いたところで、
さっきの3人組に追いついた。
そしたら、そこでも同じように、
洒落男くんがぎゅーーっと腕を伸ばし、
自分、女子、大仏の4ショットを頑張って撮っていた。わーきゃー。

あーね・・・・・。

非常に余計なことをしてしまった模様。
彼らにとってキレイに撮ることは問題ではなく
(むしろ、キレイの基準も違うんだろうし)
3人がギュッと寄り合った、仲良し風情の写真が欲しかったんだろう。
国宝の大仏ですら、自分たちのオマケという。

そもそも、男1+女2の組み合わせも、
夜の酒場を飲み歩く時ぐらいしかない組み合わせ。
好きこのんで、秋の奈良観光はしないと思う。
そういうこと俺ら気にしないんで、が今風なんだろうね。

それから気になって、周囲を見渡すと、
自分撮りしている若者の多いことよ!
撮ってくれそうな人は周りにごまんといるのに、
せっせと、自分たちのドアップ写真を撮るのに必死。

飛行機の隣の女の子たちも、自分撮りに夢中だった。
あまりに近すぎて、そこが飛行機の中だと
絶対分からないだろうけど、おかまいなしな様子。
カシャカシャカシャカシャ・・・もう十分だろ。

帰って自分で撮ったもの、友人が撮ったものを見渡すと、
自分撮りはもちろん、顔を接写した写真は一枚もない。
遠くて表情が分からない、暗くてぼんやりしている、
スッピン時はシャッターを切らない・・・思いやりにあふれるカットばかりだ。
ちなみに「ほんとにいい顔しとーねー」と本人を含め
満場一致した一枚は「ジョッキ片手に乾杯」しているやつだった。

アップ気味の写真があったとしても、
パソコンの補正で明るさをギュギュンと増して、
かなり白飛ばしさせるなど、なんらかの術を施したものを渡す。
もしくは「delate!」と躊躇無く闇に葬る、と。

「わぁ、肌キレー!」
・・・皆よ、これは実物とは違うのだ。本気にするではないぞ。

そう思うと、自分撮りを躊躇なくできるうちが人生の華。
シミやらシワやらたるみやらが気になり出すようになると、
自ずと自分撮りから卒業するのだろう。
たしかに、むかーしはやってたもんな自分撮り。


今後は「撮ってやろか?」なんて言わないようにしよう。
若者たちよ、自分撮りに励むのじゃ!
あとちょっとの間だから。イシシ









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