心のかさぶた

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先日、知り合いの編集の方に、
病気をして感じたことや、
他の経験者のインタビューを交えて、
本にしないかとのお話をいただいた。

その時は、たいして深く考えもせず、
「いいですよ〜」と軽くお返事したんだけど、
よくよく考えるにつれ・・・やっぱり無理かも・・・と。

急に怖くなったのだ。

書くのがキツイとかそんなんじゃなく、
病気のことを改めて考えたり、人の話を聞いたりすることに、
1年前や2年前とは違う種類の恐怖を感じる。
実際、このブログでも病気ネタは意識的(あるいは無意識の部分で)に
書かないようにしているし、会話でもどこか避けている部分もある。

やっとのことで落ち着いた生活が送れている今、
わざわざ苦しくならなくてもいいじゃないか。
しんどいし、重いし、辛いし・・・思い出したくなくて、
自動的に心に蓋をしていたんだろう。

自分ではすっかり「受け止めた」気になっていたけれど、
いやはや、そんなに甘いものじゃないんだな・・・。

傷のかさぶたのごとく、
じゅくじゅくと膿んだ時期は過ぎたかもしれない。
でも、無理に剥がすとすごく痛いし、血も出る、今そんな感じ。
剥げそうかな・・・と思ったら、まだくっついていた、みたいな。

あとどれぐらい時間がかかるのかは分からないけれど、
来る時が来て、自然にポロッと剥がれ落ちた時こそ、
心身共に「受け止めた」ことになるんだろう。
もちろん、目に見えるものではないし、
もしかしたら一生治らないのかもしれないけれど、
焦らず、惑わされることなく、心の声に耳を傾けなければと
改めて思った次第。周りにも迷惑をかけるしね。

身体は痛くも痒くもないけれど、
心の奥がチクチク、ヒリヒリする・・・これも闘病なのね。

かさぶた、いつ剥がれてくれるんかな・・・。
いろいろもろもろは、それから、なんだろうな。







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Comment

| | 2013.01.22 18:43
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みりこ | URL | 2013.01.22 23:51
わたしも最近、自分にまだでっかいかさぶたが
あることに気が付きました^^;

カナさんと同じように、
自分の病気のことに関してはもう、
何を見ても、何を言われても、
それなりに受け止められるつもりでいたんですが、

この前、仕事先の人が何気なく言った一言に
ちょっと体の具合が悪くなるほど悶もんと考え込んでしまった…
ということがありまして。
「ああ、こういうところが自分はまだ病気なんだなあ」と
自覚した次第です。
自分はそんなナーバスなタイプじゃあないハズなのにと、
ちょっとびっくりした出来事でした。
まあ、そのことに気が付けたという意味では、
よかったんですけどねー

>身体は痛くも痒くもないけれど、
>心の奥がチクチク、ヒリヒリする・・・

ほんとにそんなカンジ。
激しく共感します(w
| | 2013.01.23 08:18
このコメントは管理人のみ閲覧できます
カナ | URL | 2013.01.23 13:46
>みりこさん

わかりますよ〜。
平気、平気〜と思ってたら、
ヘンなところで、ガツンとくること。
本人でも予測不可能というか、
今回とは別件で、本気でカチンときたことが
つい数日前にもありましたわ(思い出した)。

わたしもみりこさんも、
アウトプットの術があるゆえ、
「仕事人としての使命」みたいな部分で
揺れるんだろう・・・・ねぇ。

しかしながら、他の苦労とはちょっと種類が
違うので、ここはまず命優先しないとですね。
カナ | URL | 2013.01.23 13:53
>と、さん

この問題も苦しいですよね。
なんで〜・・・と思う気持ち、
すごく分かります。
なんで私だよ、ってね。

共感してくれてウレシイです。
そういう部分で「書かないといかんのかな」と
思い悩んだりもするのですが、
今の段階ではブログの雑談ぐらいが限界やなと。

まだまだ弱いなぁ・・・と思いましたよ。
とはいえ、この件に関しては、
強がっても仕方ないので、弱さを認めた次第です。
JOHN | URL | 2013.01.24 14:19
うん、何をもって受け止めたというのかはまったくもってわからんです。

カナさんとは対極にあるのかもしれんけど
ワタシはいろんな活動をすることで、病気をどこか「他人事」にしてる。
病気をちょっと面白がることで、弱い部分を見ないようにしてる。
すっかり自分は治った気でいることが多いのに、
1年以上先のことを考えるのは無意識に避けてる。

ヨガをはじめて、内観して気づいたことなんだよねぇ…。

いつになったら、ちりちりぴりぴりしなくなるんだろうね。
かほる | URL | 2013.01.25 01:11
実は、私も闘病記の話が来たことあるんです。
心身頑健タイプに送った通院報告がウケたとか。
でも、苦しむ患者を励ますより追い打ちかけそう感が強いでしょ…とお断りしました。
(スイマセン、かなり強い/鈍い患者なもんで)
(やぁよ、せっかく遊んでるのに原稿書きなんて)

カナさんは基本、元気に前向いて生きてる。
でも怖くなったり悩んだり心配したりもする。
だからこそ、患者やその家族に元気を与えることができそうな気がします。

巷にあふれる闘病本の多数はどうも大げさぽい。
こんなヤバンな治療もうしてない!も目につく。
“人間は他人の不幸が好き”原則で売らんかなに作られた本より、実物大の体験記、役に立ちそう。
「今、健康な人は読まないでください。
コレは健康を感謝するための道具じゃないので。
ガン患者とその家族だけ、ご参考までにどうぞ」

そんなアオリが似合う本、どうですか?
トラウマは語れたらもう大丈夫だっていうし。
カナ | URL | 2013.01.25 10:00
>JOHNさん

ほんとうだよね・・・。
なにをもって「終了」なのかね・・・。

向き合い方(忘れるも含め)って、
本当に人それぞれだと思うけれど、
JOHNさんの方法もすごく理解できるわ。
忙しくしてると、ポカンと忘れるし、
生きている充足感も得られるしね。

そうそう、未来が描けないんだよ。
最近、やっと1~2年後ぐらい先を考えられるようになったけど、
「LED電球が切れるまで生きていられるだろうか・・・」
みたく10年、20年先とか、脳が完全シャットアウトやもん。

内観、大事だね。

見つめ直しつつ、ちょっとずつ人生の修正をかけてゆかねばね。
カナ | URL | 2013.01.25 10:07
>かほるさん

>追い打ちかけそう感

かほるさんの闘病記、
すごく興味あるんですけど。笑
厳しく、ストイックに闘病!・・・これも需要がある気がするよ。

お話をもらった内容は、
明るく前向きなエピソード系だったんで
いいかなと思ったんよ。
辛い悲しい系は、さすがに厳しいからね。

実物大の体験記

ぐらいが「適」かなぁ。
「こんな人もいます。普通に暮らせてます」
なにせ、私の話を聞いてーーー!という
自己顕示欲に欠ける(こじれている)ので。
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