富士山リポート(8合目~頂上~下山)

棒


8合目到着。

「死ぬほどキツイ」と構えていたせいか、
「えっ、もう着いた?」と若干の余力がありました。
実を言うと、先日の油山登山(600m)の方が苦しかったかも・・・。
あの時の具合の悪さを思うと・・・福岡県民の方、富士山の前に登るといいよ。苦

富士山3
みっちり。

7合目~9合目に山小屋が点在していますが、
見たところ一番キレイだったのが、7号目の「東洋館」であったと思います。
私が泊まった(数時間居た)「白雲荘」は
新しくはないものの、思ったより清潔でした。
がっ、寝場所は半畳、男女雑魚寝、更衣室もあるんだかないんだかで、
居心地は最悪です。汗臭いし、埃っぽいし、イビキうるさいし、
「収容所ってこんな感じなんだろうな・・・」と一睡もできませんでした。苦

富士山4
夕飯。もちろん、おいしいとは言い難い。

午前1時には山小屋を出発。

瀕死の父母はここで断念です。※ここまで登れただけでも奇跡
よって、私一人で登頂することになりました。
とはいえ、ツアーであるため団体行動だし、目をこらすと1人参加もチラホラいて、
結局、1人参加×3で楽しく登ることができました。

8合目~頂上までは、寒さとの闘い。
速乾長シャツ、速乾Tシャツ、ユニクロの薄手ダウン、
スノボの上着でちょうどよかったです。
ちなみに一緒に登ったカズ君(24歳・海上自衛隊)は、
普段訓練で山登りは慣れているからいいかと、
普通の格好(スニーカー、半パン、Tシャツ)できてしまい、
親切な女性からピンクのパーカーを借りてなんとかしのいでました。
よい子はマネしないように。笑

週末ということもあり、じゃんじゃん人が登ってきます。
ガイドさんの判断により下山道を上ることになったのですが、
これまた足場は砂でキツイし、距離が長いしで地獄のようでした。苦

約3時間で頂上に到着!

富士山6
頂上の山小屋で食べた味噌汁。温かくておいしいがっ、500円ナリ!

ここで点呼がとられ、この先のカルデラを廻り
日本の最高標高地点3,776mの観測点がある剣ヶ峰に挑む、
通称「お鉢巡り」への参加者が募られます。※500円払う
この時点で、ツアー参加者の半分ぐらいに減ります。
「もう、2度と来たくないし・・・」
一周1時間半・・・もはや気力と根性で行くしかありません。

富士山7
月と太陽が空に浮かびます。

薄ぼんやりと空が明るくなってきます。
剣ヶ峰まであとちょっと・・・この坂がもう半端なく急!
バランスを崩すと転ぶし、もう一歩間違えたら下まで真っ逆さま!
頂上に相応しい最後の洗礼です。

富士山8
ご来光待ち。

場所が狭いので、写真を撮ったらちょっと下に移動してご来光を待ちます。
いかんせん逆光で人物入りの写真が撮りにくいというね。苦笑
万歳する人あり、泣いている人あり、わーわーきゃーきゃー賑やかです。
たかが太陽ではありますが、やはり感慨深いものはありました。
空がぐんと近く、遥か下に街の明かり・・・。
ああ、日本のてっぺんにいるんだなぁ・・・私。

富士山9
見事な影富士を見たり、カルデラの中には雪も残っていました。

富士山10
一緒にまわったさっちゃんと記念写真。

富士山11
物欲しそうにしていたのか、おっちゃんよりシャンパン。最高の乾杯!

高山病で土色の顔色の人も見かけましたが、
(意外と若い男性が多かったように思います)
頂上は人でいっぱい!
「ここでしか買えないお土産いかがですか~~~」と、
超高級キーホルダーやらTシャツなどが売られていました。

ちなみに「浅間神社」のお守りも1500円!
とにかく、すべてが2倍はすると思ってください。

富士山12
どうしてもキツイ人は馬に乗れます。12000円~50000円以上しますがね。苦

「とにかくキツイのは下山」と皆が口を揃えて言うようにかなりハード。
赤土の坂をズリズリ滑りながら下りるので、それはそれはすごい砂埃と、
陽が高くなるにつれ、太陽光線がきつくなります。
マスク、サングラスあると便利です。

途中休み休みで3時間半ぐらいでしょうか。
わーわーおしゃべりしながらだったし、
「キツイ」と覚悟していたせいか、意外と大丈夫でした。
微弱ながら、余力も残っていてよかった、よかった。

富士山13
とはいえ、ヨロヨロ・・・。

先に下山した父母をやっとの思いで捜しあて(携帯通じず)、
冷たいビールをゴクッと飲んだ瞬間のま~~~~~幸せなことよ!


ああ、生きててよかった~~~~~。


正直、ご来光より感動したのは、この瞬間でした。笑

ということで、長くなりましたが
2010夏・富士山リポートでした。
興味を持たれた方、ぜひ来年挑戦してください。



ちなみに、もう二度と登りませんがね。




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富士山リポート(5合目~8合目)

剣ヶ峰

富士山登山シーズンは今日で終わり(7月1日から8月31日)。
今日の新聞では28日深夜の時点で、山梨側からの登山者が25万人を超えたそう。
静岡側からは12万人ぐらいいるそうだから・・・いやはやすごい数!

私が登った日は金曜日の午後3時~翌日午前10時でしたが、
そりゃ~そりゃ人も多く、祭りかフェスかといった風でした。

山スカ+スパッツの山ガール、親子連れ、老夫婦、
外国人(白人系 5合目には中国人がたくさんいたけど上には少ない)、
全身ばっちりきめた人あり、街着?な軽装の人あり、実に多種多様です。

富士山
ゾロゾロ・・・混むぶん、ペースが落ちてある意味よい。

4つある登山道のうち、最もポピュラーであるらしい
「富士吉田コース」から入山しましたが、どうやらスタートの5合目あたりは
気流がぶつかるところらしく、歩き出して10分で大雨にうたれるという悲劇・・・。
レインウェアは持ってはいるものの、かなりの豪雨で着用する間にずぶ濡れ。泣
いやはや、上等のレインウェア、速乾性のシャツ、サックカバーはお忘れなく。

富士山5
ちなみに、富士山登山では4000kcalを消費するらしいです。

客観的にみて、私の体力は中の中。
一般女性の極めて平均的な体力ではないかと思われます。
5~7合目までは余裕とはいいませんが、なんとかなりました。
年齢が若い、日常的に運動をしている人は、もう少しラクなはず。

7~8合目は岩場で勾配もきつく、一番の難所であります。
ここ辺りになると、一同の会話もなく、高山病にかかる人がチラホラ・・・。
空気も薄くなり、呼吸リズムを意識しておかないと過呼吸っぽい感じになります。
付け焼き刃ではありましたが、1カ月半のランニングの成果により、
心肺機能が向上してくれていたようで、いわゆる肩で息する状態は免れました。
※息が上がると、かなりの困難を強いられます。心配な人は事前のトレーニングを!

富士山2
深夜2時頃。光はもちろん人ですよ。

素人考えでは、明るいうちに登ってしまいたいと思いがちですが、
この猛暑、昼間の暑さは殺人的です。日陰ゼロですしね。
おまけに汗もかきますから、少々不便でも夜が懸命かもしれません。
その場合、ヘッドライトは必須です。※かなり怖いです


ということで、まだまだ続きます!




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平等な達成感

影富士
影富士。すごかった。

ということで、昨日帰ってきました。

iphoneの電波(キャッチ)状況がよろしくなく、
更新もままならない感じでしたが(バッテリーが瀕死の状態)、
たくさんの励ましのコメント、拍手、メールなど、
こんな個人の思いつきに対して温かいお言葉をいただき、


本当に、

本当ーーーーーーーに、

本当ーーーーーーーーーーーーーに、


ありがとうございました!


噂に違わず、キツイぜ@富士山。
なんだろう・・・一般人が頑張ればなんとかなる
ギリギリのラインをついてくるというか、
心身ともに「試されている」感じがしました。

眉が消えようと、ほこりにまみれようと、
服がよごれようと、ご飯が不味かろうと、
もう、今ここに存在することがシアワセみたいなね。笑
まさに、生の実感をいやってほど感じることができました。
よく「人生観が変わる」とか言いますが、どうなんでしょう・・・。
いいように作用してくれたらいいんですけどね。

山頂などでの会話を拾うと、よく聞こえてきたのが「達成感」という言葉。
一生分聞いたぐらい、そこここから聞こえてきました。笑
老いも若きも男も女も、人種も国も関係なく、
みんな清々しい顔をしてましたよ。※一部、高山病で真っ青な顔あり
戦争をしている国々のトップ同士、登ればいいよ。
そうしたら、ある程度「もう、よしとしましょうや」となるはずです。

やってもやっても終わらない仕事、
身になってるのかわからない勉強、
同じように始まり、終わる毎日・・・
霧の中を手探りで進むような、実体が薄いといいましょうか、
大人になるとなかなか「達成感」って味わえませんからね・・・。

その点、山登りって単純明快。

山→登る→てっぺん→万歳!→下る→頑張ったぜ俺、私→終了

発想、行動、結果という、エネルギーの流れがスムーズです。
おまけに誰でもチャレンジ可能という「無条件」さもいい。
誰かに褒めてもらいたい欲求、目標を到達したという自信、
大人になっても、いや人間が健全に生きてゆくには
必要なことかもしれません。
いかんせん、私のような自己評価低、自己肯定の苦手なタイプでも
「富士山、頑張りましたねぇ~」と言われたら、
「ええ、頑張りましたよ~」と即答できますもの。
「いやいや、別に・・・」など思わずに済むって素敵です。

とにかく、平等でシンプル。
山の魅力もいろいろありましょうが、
私の場合、これに尽きます。

ということで、思うところはまだまだあるのですが、
今後ゆっくり咀嚼してゆきたいと思います。

それでもって、大きな達成感のあとには、
大きな筋肉痛が待ってました。苦笑
しばらくは「あいたっっっ」な日々が続くんでしょうね。うげっ。


※コメントのお返事はここにまとめて・・・にさせてもらいます。
 たまった仕事に時間を充てさせてください。現実はきびしい。苦




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