波佐見×くらし×そうぞう・・・(2)

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このまま、スルー…も一瞬頭に過ぎったが、いやいやイカン。
最近、すっかり記憶メモリが減少しているのか、
「別名で保存」ではなく、「上書き保存」になってしまう。
全部、上書きされる前にここに記憶を記しておかねば。


4_福田生地

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パン生地、服の生地形になる前の状態のものは
焼き物にも存在する。型屋さんがつくった型をもとに、
器の基本となる生地をつくる業務を請け負うのが、こちらの工房。
泥漿(陶土と水を混ぜたもの)を型に流し入れて成形し、
大量生産を行うわけだが、仕上げは人間の手によるもの。
急須ひとつにせよ、注ぎ口をつけて、取っ手をつけて、
フタをつけて、あ、フタのつまみもつけて
これを均等かつ、スピーディに仕上げる、これぞ職人技!
完成したものは専門の運搬業者に託され、
生地=化粧をしていない肌の状態で、窯元へとお嫁入りする。


5_日本美術

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ちょっと寄り道ということで、
空き工房バンク第一号である「日本美術」へ。
赤い帽子がお似合いの野田さんが営む食品サンプルの工房だ。
元々、佐世保にあるご両親が経営する食品サンプル会社にいらしたそうだが、
作品づくりに集中できる場所(環境、敷地)を探していた際、
「波佐見に空き工房バンクというのがあるらしい」ということを知ったそう。
古い工房をカスタムし、作業所、展示所、住居を完成させた。

食品サンプルの精密さに、一同「すごーーーーい」の連発。
食品からとった型に蝋を溶かして流し込むではなく、
今は塩ビ樹脂を使うそうだ。
そして、なにより染色技術のすばらしさよ!
食卓にしのばせておいたら、絶対間違って食べちゃうだろうな。


6_中尾山散策

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最大の窯場として発展を遂げた中尾山地区を散策。
ガイドさんの案内のもと、登り窯などの史跡を見学したり、
路地裏(細い獣道みたいな通路が公道だったりする)をうろうろ。


7_光春窯

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私がまだピチピチの編集者だった頃(笑)、
光春窯さんに取材にうかがったことがある。
それこそ「焼き物なんてオジサン・オバサンの趣味だわ!」なんて
焼き物にまったく興味がなかったが、この取材で「素敵やん!」と
器の楽しさに開眼。個人的にも思い入れのある窯元だ。

窯主である馬場春穂さんの飄々とした風情もお変わりなく、
若い職人さんが、絵付けや釉薬かけなど、
自分の役目をテキパキとこなされていた。

「私は絵付けを担当したいな・・・」
「僕は釉薬係がいい・・・」

それぞれ、微細な箇所に自らの適性を重ね、
思いを馳せるのもこれまた一興ナリ。


8_一真陶苑

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中尾山地区には17の窯元があるそうだが、
これまた大好きな「一真陶苑」にうかがうことができるなんて!
白磁手彫りの作風が特徴的で、全国的にも人気が高い窯元である。
私も春の桜陶祭や波佐見陶器市に出向いては、
せっせと買い集め(散財し)、我が家の食卓への登場率も高い。

窯主である眞崎さんのキャラクターがこれまた良い。
きっぷが良くてガハハと笑う豪快な方なのだが、
作る器はとても繊細。独特な鉋さばきによる文様はもちろん、
使いやすい形状(デザイン)も秀逸。それから、丈夫ね←大事

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新作のオフホワイトシリーズのスープカップを購入。
サ○ーのカップスープでも、これに入れるとおいしく感じられる。


9_藤田生地

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細い路地を抜け、到着したのは「藤田生地」。
排泥鋳込み職人である藤田伸一郎さんが営む小さな工房だ。

同じ型から産まれた白色の生地がずらっと並ぶ様に圧巻!
一見、単調作業に思えるが、土の状態や気候などに合わせて
微細な調整を要する。少々の形状の違いが味わい(作風)
となる陶芸家とは異なり、常に一定のクオリティに
仕上げることこそ職人の腕の見せどころ。
5年、10年…地道な努力と経験あってこそ成り立つ仕事なのだ。

10月28日(土)~29日(日)には、
「中尾山秋陶めぐり」が開催されるので、
ご興味がある方はぜひ行ってみてほしい。

楽しい時間は、あっという間に過ぎるものである。
最後は参加者全員で記念のパチリ。
個人で自由に散策するのもいいが、
たまには、こういうツアー(企画)に参加してみるのもいい。
知っているつもりだった波佐見だが、新発見の連続だった。


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主催のエフディーさん、波佐見空き工房バンクさんをはじめ
【ツアーレポート】Creative tour 波佐見×くらし×そうぞうの巻
波佐見のみなさん、ご一緒してくださったみなさん、
楽しい時間をありがとうございました。


…ああ、やっと書き終えた。ホッ。




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で、結局、ドライヤーかよ!

波佐見×くらし×そうぞう・・・(2)を書かなきゃな…と思うものの、しっかり忙しくなってきており、手が(筆が)まわらない。でも、なにか息抜きしたいので(仕事の原稿にうんざり)気分転換としてテキトウに書くことにする。

・・・そうなると、ネタが浮かばない。

いや、浮かばないのではない、あるのだ!いっぱい!週末は朝4時から夕方の4時まで歩いてみたり、別府まで赴きラン&地獄蒸しを堪能したり、仲良したちとおいしいご飯を食べたり、なんだか太って絶望してみたり、とにかくネタはたくさんある。ただ、内容が濃すぎるのだ。

ということで、コレ。

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は?

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ドライヤーかよ!

はい、ドライヤーです。いやね、最近買ったんだけど、気に入っててね。もう何年もショートだったが、友人より「ちょっとワンパクすぎやしないか…」との指摘をうけ、ここのところ、おかっぱぐらいの長さで落ち着いている。そこで、困ったことがひとつ。これまで持っていたドライヤーの威力(風力)が弱く、どうにもこうにも乾きが遅い。夏場は少々濡れていても放っておけばいいけれど、これから先はそうもいかない。で、どなたかのブログで読んで気になっていたコレを購入するに至った。

コレ、一般的なドライヤーと熱の構造?が異なるらしく、熱風ではなく、赤外線と振動によって水分を気化させる…らしい。よって、使い方もちょっと変わっていて、風をあててワサワサする必要がなく、むしろ動かさずに髪と平行に風を当て続ける感じ。温風ではあるが、あちち!とはならない温度。髪が傷まないだけでなく、頭皮にもいい…らしい。というか、顔や身体にガンガンあてて、リンパマッサージができちゃう!・・・なんかよくわかんないけれど、スグレモノっぽいのだ。

まぁ、私の文章では伝わらないだろう。
とにかく、詳細は「ルーヴルドー復元ドライヤー」のHPを見てほしい。

使ってみての感想は・・・うん、いいと思う。

業務用なのでいささか値が張る、コードが長い&重たいなどのデメリットもあるが、壮絶クセっ毛&ネコっ毛の私の髪も扱いやすくなったし、艶も出る。従来品に比べ30%アップといったところか。説明書片手に顔や足、胸の傷(リンパが滞ってしびれている)に温風をあて、セルフマッサージもやっている。効果は…どうだろう。あたたかくなって血行が良くなる感じはあるので、ま、やらないより良かろう…。いろいろ復元してくれるのを願うばかりだ。

ということで、「通販の記事を書いているのと同じじゃん!」と自分にツッコミを入れつつ、今日のお仕事(通販の記事を書く)に戻ろうと思う。お腹空いたよー。




私はここのショップでは買ってないけれど、これぐらいの値段だった。
滅多に買い換えるものでもないからいいか。

てか、何カ月か前に書いたのもドライヤー(コテ)じゃなかったか?いや、コレはいいよ。すごく便利。


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波佐見×くらし×そうぞう・・・(1)

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少し前になるが、福岡のデザイン会社エフ・ディーさん
主催のクリエイティブツアーに参加した。

今回のツアーテーマは「波佐見×くらし×そうぞう」

いわゆる観光地やグルメスポットをめぐるそれではなく、
波佐見のくらし・・・「やきもの」の仕事を通して、
見たり、知ったり、感じたり、しようというもの。

なんとかランドなど派手な場所が好きな人には
まったくもってキョトンかもしれないが、
うつわ好き、職人好き、工房好きには、
「むんーーーーーーっっ!!」
と鼻息が荒くなるほど魅力的な場所だったりする。

そもそものツアー開催のきっかけとなったのが、
波佐見町内にある「波佐見空き工房バンク」の存在。
近年、波佐見焼の人気は高まっているが、
その一方で窯業人口は減り、廃業する事業所も多い。
ということで、主をなくした工房に、新たな主を迎えよう
…そんな思いのもと、このプロジェクトがスタートした。


1_波佐見空き工房バンク

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波佐見空き工房バンク」の事務所も、もちろん元工房。
それを3年前、地域おこし協力隊として福岡より移住した
福田さんが中心となり、さまざまな取り組みを行っている。

余談だが、主宰の福田さん。
「以前は、福岡の○○出版社で働いていて…」
ん?○○出版社?…あっ!!なんと後輩であった。
在籍時期はかぶっていないが、存在は知っていた。
あれ?名前が変わった?
「波佐見の方と結婚したんですよ。
 もうすぐ赤ちゃんが産まれます。ヘヘヘ」
なんと、波佐見町にとって最高のシナリオ!

焼き物を生業とする地域は全国にたくさんあるが、
「分業制」をとっている産地はめずらしい。
波佐見は大量生産を得意(差別化という意味でも)としていたため、
石膏型、生地、窯元…とそれぞれの専門職人が存在する。


2_福嶋石膏整型

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大量生産に的した「型」をつくる工房。
さまざまな窯元やメーカーから依頼された設計図やサンプルをもとに、
原型となる石膏型をつくる。
かなり緻密にオーダーされる場合もあれば、
ざっくり、イイ感じで〜みたいな場合もあるそう。
どちらにせよ、型職人の技術あってこそ。
燃焼による歪み、生産に適した形状、使い勝手の良さなど
あらゆることを考慮し、最終的な型に仕上げる。
某有名メーカーの器、人気キャラクターのオブジェなど
「あ、知ってる!」作品も多々。ここで出来ているんだね。
そして、黙々と仕事に打ち込む職人さんの佇まいの美しさったら!
何時間でも見ていられる…テーマパークの何倍も楽しい。


3_川内地区のお母さんの味
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お昼ごはんが、これまた良かった。
川内地区の公民館で、地元のお母さんグループによる
もてなしご飯をいただく。
煮物、天ぷら、混ぜご飯…滋味あふれる料理の数々。
普段、手軽でジャンクな味に逃げがちであるからなおさら、
胃袋はもちろん、心にも染みる、ああ、やさしい味わい。
地域でとれた野菜がメインだが、物足りなさは一切なく、
調子にのってご飯おかわりしちゃった。アハ


そんなこんなで、1記事にまとめようとしたが無理な模様。
波佐見×くらし×そうぞう・・・(2)に続く。





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