8年6カ月

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 今日は3カ月に一度の定期検診の日。えっと…8年6カ月。1日+1日+1日…3100日ちょっとか。ずいぶん遠くまで来たものだ。今日は患者さんが多く、待合室も満杯。血液検査とCT、エコーを済ませW先生の診察を待つ。「よかったよ〜。異常なし。あら!中性脂肪の数値が悪い!昨日の夜、重たいものとか、果物とか食べたね?」…いや。食べてないですけど…。「前回は正常だったからたまたまだと思うけれど、注意しておきましょう」…ですね(後で思ったが、前日の夜、かなり追い込んで走った。激しい運動はやめておくべきだった)。

 あ、そういえばと、別の病院で受けた骨シンチ(骨に転移していないかを調べる検査)のデータを見る先生。「あ!!!!!」…えっ!!!!!「左胸の横に異常があるじゃない!!」…あ〜、それは、自転車で倒れて骨折したんですよ…「あ〜、びっくりした!(画像を見て)たしかに3本やってるね」…えっ、1本じゃなく3本も!!!!!普通のレントゲンでは詳細まで判明しにくいが、精密機械であれば可能。1本は骨折、2本はヒビ…どおりで痛かったはずだ。「左胸のクッションがないからよ〜。そろそろ再建手術してみたらどうね」…ですね(もう、体にメス入れたくないもんな)。ということで、あわや再発!疑惑も晴れ、病院をあとにした。

 最近、生きるのがラクになったなぁ…とよく思う。病気が分かった8年6カ月前、36歳の私は、生きるのが辛いなぁ…とよく思っていた。もっと高みを目指さなきゃ、子どもだって産まなきゃ、誰かれに負けたくない、まだまだ私はやれるはず!と、不安、恐怖、欲望、葛藤…いつも頭や胸の中で何かがぐるぐると渦巻いていた。若さ故のいわゆる成長痛なのかもしれないが、自分で自分を攻撃して(縛って)いたような気がする。

 がんは自己免疫疾患。その類いのストレス(自意識過剰)が、私自身を痛めつけていたのかな…なんて。「がん」という強制終了はかなり堪えたが、あの頃の私は、こうでもしなければ立ち止まれなかったと思う。もう高みを目指さなくていい、子どもも産まない、誰かと競う必要もない…生きてさえいられればいい。抗がん剤で髪が抜けた頭を眺めながら、ああ、もういいや、と、ひゅるるる…とあらゆる力が抜けていったのを覚えている。悲しかったけれど、すごくほっとした。

 食事療法や民間療法など、特別な再発予防はやっていない。でも、ひとつ決めていることがある。「あの頃に戻らない」これだけだ。とにかく、ストレスを溜めないこと。食べたいものを食べ、飲みたいものを飲み、やりたいことをやる。あの頃は、暇さえあれば頭のなかでいろいろ捏ねくりまわしていたが、今じゃこの有様だ。暇さえあれば西へ東へ走りまわっている。まぁ、心配といえば、脳が筋肉になってしまうことか。文章がゴツゴツしてきた。あきらかに。

あ、でも、中性脂肪の数値は減らさないとね。



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い、ら、ん、こ、と。

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「昔、機械体操とか、バレエとかされてました?」

取材先のご主人から、おもむろに言われた。「いえ、まったく。この通りカチコチです」。(えっ、体操選手のしなやかな風情というか、バレリーナの気品が漂っているとか!)と、ちょっとイイ気分になったのもつかの間、「いや、歩き方(がに股)がさ、そんな感じだなと…。あら!いらんこと言うたかいな!」。「いえいえ〜、今度からそういうことにしよ〜っと…」と返したものの、うん、いらんことやね…。

いらんことついでにもうひとつ。先日、久々に「言い訳」に遭遇した。取引先にせよ、友人たちにせよ、なにかしらの問題がおこったとしても、あーだのこーだの言い訳する人も周りにはいないし、私も意識して言い訳だけはしないようにしている。よって、“久々”を頭につけた次第。いるんだ、今どき…。私はちゃんと伝えた、誰さんが悪い、こちらにも予定があった…などなど、よくもまぁ、なめらかにお口が動くこと。何も反論せずに聞いていたけれど、「なにはともあれ、無事にお会いできてよかった…」自分の第一声の低さに驚いた。自分の部下ならただじゃおかない。言い訳なんて、本当にいらんこと以外の何者でもない。

なんて、うだうだ書き散らしている自分も「いらんこと」のような気がしてきたので、そろそろ 仕事にもどろうと思う。



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齢44に思ふ。

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「GWあけたら、ゆっくりなるはず〜」

ゆっくりなるはず→忙しくなる前にこなさんと!…という貧乏性気質に加え、冗談ではなくうちのどこかにカメラでもついているんじゃないと思えるほど、「あの、スケジュールいかがですか…」と仕事の依頼がやってくる(ありがたいことです)。さらに、シーズンも終わったというのに、マラソン大会や練習会(というなの遊び)が毎週なにかしらあり、それらが合わされば、そりゃ時間もなかろうや…。

4月29日、44才になった。昨年同様、GWの帰省をかねて実家に帰り、家族や夫、親戚たちに祝ってもらった。特別なことは一切ナシだが、普段がバタバタなだけに、誕生日ぐらいはゆっくりで…。滞在中は、陶器市に行ったり、山菜採りに行ったり、叔母たちと飲みに行ったり、出たり入ったりしていたものの、とにかく時間が余って仕方がない。時間の流れ方って、置かれている場所・状態でこんなにも違うものなのか。すべて“ないものねだり”と分かってはいるが、3日が限界だった。

44才、我ながら立派な中年になったものだ。私にとって、年を取ることは喜ばしいこと。もしかしたら存在しなかったはずの人生が、こうして続いているんだから。あの日、天変地異の文字通り、私のなかの天と地がくるりとひっくり返った。病気云々ではなく、この先に行ってはいけないと、肩をつかまれ振り戻されたような感覚が残っている。生まれ変わった。うまくはいえないけれど。

そして、立派な中年として当然の姿(現証)なのかもしれないが、ここ最近、得意としてきた同時進行能力に衰えを感じる。仕事柄仕方ないことかもしれないが、激しすぎる流動性の中で生きていくには、同時進行能力が必須。同時進行能力=段取りによって、仕事をこなせる量はもちろん、楽しみの量も違ってくる。以前の感覚では、6案件ぐらいは特別な意識がなくともこなせると自負していたが、5案件…今や4案件がマックスだ。日々ワタワタしているのもそのせいで、どこかで段取りを見誤っている証拠。ちょっときつい原稿書きなどにあたると、すべてが手につかなくなる。走るのも無理、家事も無理、外に出るのも無理…そういう日が多い気がする。

上記の写真は、仲良しの友人が「誕生会ね〜」ってことで、近所にできた「鶏と肴 フルヤ」へ。次の日も原稿が控えていたので断ろうかな…とも思ったが、行って正解。サクッと飲んで、キャキャッと話して、良い気分転換になった。老いもストレスも生きている以上、避けられないもの。44才の課題は「時間の使い方の再構築」ってことで。今の自分にあった時間の流れを見つけ、生活全般を立て直したい。まずは、着替えることからだな(今、昼の2時)。


※「鶏と肴 フルヤ」おいしかった!久しぶり、食べもので「おっ!」と目がパチッとなった。接客もよく、気持ちよい時間が過ごせた。おすすめ。



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