7年9カ月

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今や検査に行った時ぐらいしか、
病気ネタを書かなくなってしまった。
つらかった記憶が徐々に薄れ、
病気を忘れている時の方が多くなってきた。
しかし、一般的な辛いことの類は、
すっかりまるっと忘れてしまった方がいいが、
やはり病気はちょっと違うような気がする。

同じ思いをしないでいいよう、
生活を改め、自己管理する意味でも、
私はまだ「治療の身」であることを自覚せなばならない。
なにせ、ぱーっとやりがちなタチであることは否めないゆえ…。

先週末は、3カ月に一度の乳がん定期検査だった。
7年9カ月検診である。

今回は採血を胸部エコーのみ。
CTや骨シンチなどの検査に比べると、
気持ち的にも、体感的にもラクだが、
かれこれ7年9カ月もの間、これらを繰り返している。

大丈夫、大丈夫だと思っていても、検査技師の手が止まったり、
何度も同じ箇所を診られると、やはりドキッ。
7年9カ月前のシーンがぶわっと蘇ってきて生きた心地がしない。
心の傷はそう簡単には癒えないようだ。

ということで、検査結果は「異常なし」。

白血球値がやや低いが、いつもこんな感じなので問題なかろう。
その他は、すべて正常範囲内におさまっているし、
アラフォー世代としては、上等じゃなかろうか。

「もう一回聞くけど、乳房再建はどうする?」

「・・・もう、このままでいいです」

こういうのを「慣れた」のひとことで片付けてしまうのは
いけないことのような気もするが、
発覚した2009年12月1日から、本日で2,850日が経った。
それはそれとして折り合いがついているというか、
自分の中で「これでいい」と気持ちが定着したというか、
まぁ、これが世に言う「受け止めた」ってことなんだろう。

昨日も敬老の日サービスで激混みの銭湯に行き、
ランの友人たちとそろって入浴。
地元のご老人のチェック(湯船にタオルをつけるな等)を
かいくぐり、今ではそつなく入浴することができる。
アキラ100%ならぬ、カナエ100%のタオル芸。
みなさんにお見せできないのが残念だ。

ということで、次の検査は12月。
丸7年クリア、8年目スタートの節目となる。
そして、治療終了まで、あと2年。
あの時、遠く霞んで見えなかったゴールが、
もうすぐそばまで迫ってきている。

気を抜かず、気をラクに、
今日を積み重ねてゆく、それしかない。




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山の先にある、山を越えよ。

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みなさんもお分かりのように、
最近(近年)、すっかり体育会だ。
あんなに嫌いでたまらなかった運動にはまるとは、
周囲の人々はもちろん、自分自身も信じられない。
可愛さ余って憎さ百倍…の逆バージョン、
憎さ余って可愛さ百倍…なのだろうか。

ということで、ここ数日、仕事が落ち着いたのもあり、
週末のトレラン大会に向け、野山三昧だった。

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昨日は、太宰府駅〜竃門神社〜宝満山〜三郡山〜若杉山〜篠栗駅までの
尾根を伝って山を歩く「縦走」に初チャレンジ。

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一足早い秋の気配を感じながら…なんて風雅なそれは一切なく、
とにかく友人らに遅れをとらないように…、
若杉山に着いたらコーラ買うぞ!
考えていたのは、その2つだけだった。まったく余裕なし。

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とはいえ、友人たちのサポートのもと、
なんとか約22kmを約7時間かけて完走(歩)できた。

途中、なんてことない平坦な山道で転んだが(お約束)、
崖から落ちなくてよかった…ということで。
生傷とともに、43歳の夏が終わる。

  ***

私の宿命なのかもしれないが、
「中途半端の星のもと」っぷりがスゴイ。
凡人なので仕方がないのは重々承知だけど、
せめてひとつぐらい、もう少し突き抜けてくれても
良かったのに…。

高校の時、受験の時だけ調子が良かったのか、
希望しない特進クラスに入った。
地頭も悪いうえ、大学進学に興味もなく、
分かりやすく地を這うような成績…。
ここで奮起して頑張る根性もなく、
3年間、地獄を味わった。

そして今、悪夢、再び…。
勉強と同じく、運動もそんな感じなのだ。
遅くもないけど、速くもないという微妙な具合で、
まさに進学校のビリ気分を、毎日のように味わっている。
幸い?なのは、高校の時は自らの意志とは関係なく
状況的に強制だったが、今はやめることもできるし、
それなりの覚悟はできているのでいくらかはまし…。

練習について行くのが辛いのではなく、

「ここで諦めてしまって、
 いつものように
 ボチボチで終わっていいのか」

人生の命題のごとく、
頭に浮かんでは消え、浮かんでは消え…
ああ、神様に試されている!! 

正直、ストレスではある。
でも、過去のトラウマや苦手意識は1つでも少ない方がいい。
もちろん無理は禁物だが、自分なりに踏ん張りながら、
前を向いて戦う気持ちと行動はなくさないでいたい。
あの時より、強くなりたいもの。

山の先にある、
山を越えよ。

まだ知らない風景を
自分の足で見にゆこうじゃないか。




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生は木で、死は根っこ

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週末は、曾祖母の50回忌&祖父の13回忌にて帰郷。
親戚に会う機会もそうそうないので、我が家のルーツを
それぞれの記憶で振り返ろうとなった。

まぁ、由緒もなければ、伝統もないお家柄ゆえ、
なんの記述も残っていないわけで、みんながみんな、
「よー、わからんとさね…」であるのは仕方なし。
古いアルバムを引っ張り出してきて、
曖昧な記憶を辿りながら、それぞれの話をするわけだが、
戦時中の話は、知らないことばかりだった。

「じいちゃんは、戦死者を引き取りに行く担当だったらしく、
 たまたま通りかかった広島の電車の中で被爆したらしい」

「母方のじいちゃんは、終戦間近に召集され、
 鹿児島の基地(知覧)に向かっている途中で終戦を迎えた」

わざわざ、そのタイミングで…私のルーツここにあり感満点。
ぎりぎりのところをくぐり抜けた「運」から繋がれた「命」だ。

この日、法事の席でご住職がおっしゃっていたのだが、

「生と死を上下に重ねると、“一”の部分が重なります。
 生を一本の木と例えるなら、死は根っこなのです。
 代々の命を受け継ぎ、今のあなたが有るんですよ」

ご供養の意味とは、そういった先人に対して感謝すること、
こうやって思い出すだけでもいいのだと。
また、今この瞬間ですら、いつかは語り継がれる大切な思い出となる。

残念ながら、私も弟も子どもがいないので、
生の木を絶やすことになりそうだが、その瞬間までは、
根っこを支えるご先祖様の分まで、しっかり生きていきたいと思う。

    **

まさに、これが先祖代々の伝統なのか、
戦前戦後でありながらも、写真が多いこと!多いこと!
白黒、セピア、色ハゲしていて不明瞭な部分は多々あるが、
すまし顔の集合写真、普段の何気ない暮らしのひとこま、
祖父も祖母も若く(上記は結婚式の写真)、
父も母も叔父も叔母ももちろん幼いが、すべてに面影がある。

それでもって、祖父母の晩年の写真を見ると、
よー、旅行してること!
あっちでワイワイ、こっちでワイワイ、
プラス、現在の父母もその傾向を受け継ぎ、
なかなかのパリピっぷりだ。
私が「鉄砲玉」なのも無理はない。
だってDNAには逆らえないもの。

本日、月曜日にて、パソコン持参で実家で
仕事をしたりしているのだが、父母と叔父叔母は
「ごめん、今から大分にお出かけしてくるけん」
と、早々に出かけてしまった。うそーん。


・・・さ、福岡帰ろうかな。



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父は今でいうところの「塩顔」・・・時代が早すぎた模様。


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「この頃から、幅が3倍になった」と母。






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