乳房再建セミナーへ

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先週の金曜日、福岡大学病院で定期的に開催されている、
がんセミナーに参加(mさん、教えてくれてありがとう!)。

今回のテーマは、

「乳癌に対する乳房再建術の最新情報
 —乳房インプラントと自家組織移植—」

まさに、タイムリー!
福岡を探しても、ここまではまる患者はいないと思うぞ!
会場のど真ん中、一番前を陣取って、前のめりでお話を聞いてきた。

乳がんは、その名の通り乳房を原発とするがん。
いわゆる内臓ではないため、手術なども短時間で終わるし、
術後の回復も早く、社会復帰も早いといわれる。
そんな風で、治療は行いやすいけれども、
温存すれば傷や凹みはもちろん残るし、
私のように跡形もなくサックリ全摘もある。
「あくまで命優先!」という治療医学的言い分と、
「乳房は女性のシンボル。はい、そうですかとは言えないよ!」という
女性患者の言い分が錯綜する状況が続いている。
乳房を一種の贅沢品とみるか、必需品とみるか・・・うむむ。

よって、再建についてのガイドラインは複雑。
再建方法も多岐にわたるし、
保険適用/不適用があってみたりと、理解するだけでも大変。
じわっとであるが、近年は「必需品」への動きが
高まってきていることもあり、新たな申請が認可されたり、
再建の新たな方法が発表されたりと、日々「動いている感」を感じる。
よってよって、さらにわけがわからんというね。

主に大きく分けて、

・自家組織を使った再建
・インプラントやシリコンなどを使った再建

のふたつの方法があるけれど、
やはりどちらも一長一短がある。
私は自家組織での再建を考えているけれど、
いわゆる移植になるため、別の箇所(背中の筋肉組織など)を
切って貼ることになり(プラス、脂肪。これはうれしい)、
入院も長期にわたるし、無理なく運動や温泉など
通常の状態まで戻すのにもすごく時間がかかる。

インプラントは、豊胸手術と同じで傷も少なく、
入院期間も短期だし、回復も早い。
でも、体は老化しても、インプラントはそのままであるからして、
10年目処での入れ替え手術などの必要もでてくる。

これまでインプラントは保険適用外であったが、
近いうち(半年とか1年とか)に一部認可がおりそうとのこと。
自費治療だと100万円ぐらいかかってしまうから、
患者としては選択肢が増えてありがたい。

そういう意味で、いつ決断を下せばよいものか迷う部分もあり、
結論は・・・う〜〜〜ん、決めきれない。

一般的な再建の理由は「家族と温泉に行きたい」とか、
「女性としての自信を取り戻したい」とかであると思うけれど、
温泉もガンガン行くし、胸への執着も薄いので(少しはあるよ)、
ついつい後回しになっているのも事実。

私にとってのQOLとは、果たしてどう生きることなんだろうか。
再建しない人生も含めて、これまた改めて検討せねばならない。
セミナー参加は、こういったことを考え直す、いいきっかけになった。

**

今朝の朝のローカル番組でも乳がんを特集していたけれど、
女性にとって「なくはない病気」であることは事実。

こんな面倒なことを体験したくない方は、
怖がらずに検診に行っていただきたい。
「マンモ検査、痛いやろ〜」などよく聞かれるけれど、
告知されて、手術することに比べたら・・・ねぇ。
痛いどころの話じゃ済まないし。
私を反面教師にしていただいて結構なので、
できれば同じ穴に落ちないでいただきたい。

とにかく、病気になったら、いろいろ大変(実感)。
改めて、健康第一ですぜ。









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再建…どうしようかね

そういえば、先週末、
胸の再建についてのお話を聞きに行ったのでした。(忘れてた)

再建もいろいろあるので、詳細は割愛しますが、
私が今考えているのは「広背筋皮弁法」といって、
背中の筋組織を切り取り、胸側に反転させ、
シリコンなどは使わず、自らの脂肪を注入してふくらみを作るというもの。
(想像すると恐ろしいけど・・・苦)
自分の組織を使うので、太ると大きくなり、痩せるとしぼむのような
体型の変動にも対応します。自然な仕上がりというわけです。

この手術のスーパードクターとして知られるのが、
三田病院形成外科教授の酒井成身先生。
どうやら、私の主治医と繋がりが太いようすで、
数カ月に一度、福岡にもいらっしゃるのです。

「(胸を見て)非常に美しく再建できますよ!」

と、酒井先生より太鼓判。

この太鼓判の理由たるや、

・胸の大きい人、下がった人はNG
・太りすぎていても、痩せすぎていてもダメ
・放射線治療をしていない
・ウエスト部分に脂肪がある
・年齢が若い

まさに、理想的らしい。苦笑
複雑な気分ではあるが、やりにくいより、
やりやすい方がいいだろうということで・・・むむむ。

とはいえ、そう簡単に事が運ぶものでもありません。

背中と胸をざっくり切る(10~15cm)ため、
入院期間が3週間~1カ月必要。
筋肉が萎縮したりすることなく、
運動も普段通りできるそうだけど、
傷が落ち着く(開くと仕上がりが悪くなる)までの
半年~1年はおとなしくしとかねばならない模様。
人生のうちのたかが数カ月~数年であるけれど、
やっと普段通りに生活できるようになったし、
マラソンや山登りも始めたし、
温泉とかにも平気で入ることができるし・・・むむむ。

さて、どうしようか。

子どもさんがいるとか、独身であるとか、
胸が大きすぎて体のバランスが取りにくいとか、
アイデンティティにおいて「胸は女性に必要!」と
思うであるとか・・・・であれば「今すぐにでも!」だろうけど、
差しあたり「服が着やすくなっていいかしら」ぐらいなんでね。苦笑

あっそうそう、
ちなみに、この手術を行った場合、
保険が適用されても、乳輪・乳頭の移植、入れ墨の費用などまで含めると、
ざっと130~万円ほどかかるのです。
医療保険で幾分まかなえるけれど、ひゅるるるるる~~~。
マンションの繰り上げ返済に回しちゃったし~。それも昨日。

そりゃもちろん、片方より両方あったほうがいいですよ。
「ああ、私はみんなと違うんだな・・」とか「うらやましいな」とか、
たまーに思います。遠くに来ちゃったな感といいますかね。
でも、女性としてはやや欠陥があるかもしれないけど、
人間として欠陥品だとはサラサラ思ってないので(図々しくも)、
自分の中の線引きを、女性でひくか、人間でひくかで迷うところです。



いろいろいろいろ・・・あるよね。




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